2015年10月20日火曜日

芸術祭点描



こんにちは。“がくぶちょー”です。
芸術祭も無事終了〜。
みなさんおつかれさまでした!


アニメーション映画監督、高畑勲先生の特別講演は大盛況!本学学生のみならず、学外の一般のお客様も多数ご来場いただきました。入場整理券も300人に達する勢いでした。鳥獣戯画に代表される絵巻物に現代のアニメやマンガの原型があることや、古来から今に至るまで日本語がいかに自由で遊び心がある言葉であるかなどなど、ユーモアを交えながら高畑先生の深い見識に触れることができました。本当にありがとうございました!

こちらは、今をときめく画家の山口晃先生の特別講演。たいへんな盛り上がりです!普段は聞けないアーティストの裏話がテンコ盛り。身振り手振りのパフォーマンスと、巧みな話術で笑いの連続でした〜


あと、本学卒業生で、在学中にコレをデザインした…

プロの似顔絵アーティスト、花澤佑太画伯も芸術祭に参加してくれました〜 母校ということで格安価格。本当はもっと高いんだって…


http://www.yokohama-art.ac.jp

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2015年10月1日木曜日

銀賞! グラフィックデザインとか…電子音楽とか…


こんにちは。“がくぶちょー”です。
まずは、うれしいニュースから〜
高畑勲先生の方じゃないですよ…
本学イラストレーションコースの高橋祐次さんが、 日本図書設計家協会が主催する第3回東京装画賞にて「学生部門銀賞」を受賞しました〜! ▶︎東京装画賞2015 
東京装画展は、実際に仕事をしている多くのプロイラストレーターも出品するとても影響力があるコンペティションです。これが作品です。懐かしい感じだけどシュールで未来的。素敵です!益々のご活躍をお祈りします。

…ところで前回の続きを。初めて読む人もいるので…クドいのですがまた説明します〜
横浜美術大学は、2年生から実技8コース絵画・彫刻・クラフト・プロダクトデザイン・テキスタイルデザイン・ビジュアルコミュニケーションデザイン・映像メディアデザイン・イラストレーションに分かれて勉強しますが、2年後期の金曜日は「コンテクスト・アーツ科目」というコース以外の分野を学ぶ実技授業がありますコンテクストという言葉には、文脈・背景といった意味があり、本業のコース専門性の周辺分野を学び、豊かな表現につなげていくことがこの授業の目的です。
前回は「版画演習」と「日本画演習」を紹介しました。
▶︎版画とか、日本画とか 

…今回は、まずは「グラフィックデザイン演習」を紹介しましょう。グラフィックデザインは、本来ならビジュアルコミュニケーションデザインコースの学生がメインで学ぶ分野ですが、先ほどの東京装画賞の受賞作品のようにイラストレーションコースの学生が装丁デザインをする時とか、映像メディアデザインコースの学生がウェブサイトをデザインする時とか、他ファインアート系の学生も展覧会のDMやポスターを作ると時とかに、もの凄く必須なスキルですね〜。
なにやら先生らしき人が2人いますね…。学生は、どうやらなにかレクチャーを受けているようです。実は帽子の人がグラフィックデザイナーの岩崎先生。
…カッコいい映像や写真が次々とたくさん映し出されていますねぇ。実は、昨年「▶︎デジタルな、お仕事系3+年末年始お楽しみスペシャル」でも紹介しましたが、この「グラフィックデザイン演習」の授業でも、写真素材の膨大なストックを持つ▶(株)アマナイメージズさんという企業とコラボレーションを行っています。自分ではなかなか撮影できない非常にクオリティーの高い写真素材(…例えば、地球の写真とか自分で撮れないですね)をアマナイメージズさんから提供してもらい、学生は自分の作品制作に活用していきます。写真はそのためのセミナーの様子で、女性の先生はアマナイメージズの方です。
最近グラフィックデザインの世界では、画像の盗用が大問題になっていますが、そういったことを決してしないよう、著作権に関してキッチリ勉強することもこのセミナーの大きな目的です。
(参考までに…)これは同じようにアマナイメージズさんとコラボレートしている3年生の別の授業風景。デジタルフォトコラージュをしていますねぇ〜
「グラフィックデザイン演習」ではもう少し文字と写真を組み合わせた表現をしていく予定です。素敵な作品ができたら後日また紹介しますね。

次は、噂の(?)「電子音楽演習」の様子をレポートしましょう〜
横浜美術大学には映像メディアデザインコースがあり、映像コンテンツを作る勉強をしています。…で、(あえて無声ということもありますが…)映像コンテンツにはだいたいの場合「音」を付けたくなりますよね! そこで「電子音楽演習」なので
みんなヘッドフォンしていますね! Macで、どうやって音楽つくるの〜?!興味津々。映像コンテンツやゲームの音楽制作を手がける土井先生が、Macで音楽つくるやり方、教えています。
操作画面は、こんな感じ横方向が時間軸なので、考え方は映像編集ソフトと似ています。縦方向に各音源が重なっていくイメージです。土井先生によれば、楽器が弾けなくても、楽譜が読めなくても、感覚的に音をコラージュするようにして結構レベルの高い曲ができるそうです。
Macの画面、なんだか凄くカッコいいんだけど、やっぱり無音のブログじゃ、ちっとも雰囲気伝わらないですね…

ということで、こちらをどうぞ!
↑コレ無理な方は…


https://www.youtube.com/watch?v=Dt36-g_k9K8

「電子音楽演習」も、学生の素敵な楽曲できたら後日また紹介しますね〜お楽しみに!




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