2014年12月9日火曜日

デジタルな、お仕事系

(市松模様バージョン!)

いつもたいへんお世話になっております。
“がくぶちょー”です。
歳末ご多忙のおり、ますますご健勝のこととお喜び申し上げます。(前回に引き続き、お手紙の時候の挨拶シリーズで。いくらなんでも会社みたいで堅苦しいでしょ…)

前回は、▶ガテン系の世界をご紹介しましたが、今日は一転して「デジタルな、お仕事系」です。

ところで、美大の教室って、いつからこんなにズラッとMacが並ぶようになったんだろう??

そういえば、昔はグラフィックデザインのお仕事って、文字や写真を切って紙にペタペタ貼ったりしてたなぁ〜“がくぶちょー”の若者時代)
▼その実物。ちなみにコレ「版下」って言います。わかりやすく言えば印刷のための設計図ですね。
…懐かしいというか、夜明けまで残業した痛い記憶がよみがえってきたぞー(この版下は、ブログのために「Tら田」先生から無理矢理奪ってきました)

グラフィックデザインコース(来春の2年生からはビジュアルコミュニケーションデザインコース 〜名前ちょっと長過ぎない?〜に名称変更します!)の 学生が、Macで何やらお仕事っぽくデザインしています。

お店や施設、会社などのロゴマークをデザインして、様々なツールに展開する「ブランディング・デザイン」の授業です。
例えばこの作品は、山形のおいしい食材を使った食堂のビジュアルイメージを提案しています。豊かな自然を感じるやさしい色使いながら、同時に都会的で洗練されたデザインテイストも感じますねぇ。

食べ物系が多いな〜。この作品は精肉店のブランディング・デザイン。肉屋で味噌も売ってるんだー →味噌豚でした…
肉の次は、サカナ。みんな食いしん坊だねぇ〜
これらは、Macに入っているAdobe Illustrator…俗に「イラレ」と呼ばれるデザインソフトを使って作ります。今、お見せしているのは3年生の作品ですが、だいぶプロっぽい仕上がりになってきましたね〜!「イラレ」画面で実際にデザインする様子を見てみましょう。
一見シンプルなデザインに見えますが、多数のかなり複雑な線によってできあがっていますね。コンピュータでデザインするといっても、相当丁寧で精巧な仕事が要求されます!
やっぱり、下書き無しにいきなりコンピュータでデザインするのは難しいですねぇ。デジタルな、お仕事でもスケッチは基本。昔も今もとても重要な作業です〜。
図柄の各パーツはそれぞれ分解できます。サカナの解体ショーですか…
図形も文字も、形や色を自由自在に簡単に変えられます。「海の幸ぶらり」文字も、びょ〜ん
作者のM田さんすいませ〜ん。▶前に登場した卒業生のM田さんとは別のM田さんです…)つい楽しくなってきて、文字のデザインをメチャクチャにしちゃいました〜! メチャクチャにしてもコンピュータだからすぐ元に戻るよね
今回の「デジタルな、お仕事系」は、まだまだネタがあるので近々「デジタルな、お仕事系2」を公開します。乞うご期待。「デジタルな、お仕事系2」ってなんかドラマのタイトルみたいだな


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