2014年11月21日金曜日

サウンドが学べる美大!!


ハマビナビゲーターの“がくぶちょー”です。

今日は、本学では少し変わったタイプの授業を見に行きました。 えっ、鍵盤!?




こ、ここは 横浜音楽大学ですかぁ〜。
(横浜にそんな大学はありません…)
横浜美術大学には、なぜか「電子音楽演習」という授業があるのです!「Why 〜?!」

そうです、本学には映像メディアデザインコースがあるのです。現代でも、あえて無声映画ならぬ無声映像メディアを作るということも、もちろんありますが、映像コンテンツにはやっぱり「音」を付けたいと思うのが自然ですよね。せりふと効果音だけじゃ物足りないし、せっかくだから音楽作ってみようってコトです。

楽譜読めないし、コードも知らないし、楽器も弾けないし…でも、安心。音楽の理論的知識がなくても美大出身の作曲家の先生が一から丁寧に教えてくれます。

デザインの世界でもDTP(デスクトップパブリッシング)というコンピュータでデザインする表現スキルがあるように、音楽の世界でもDTM(デスクトップミュージック)というコンピュータで音作りをする方法があります。楽譜が全然読めなくても、感覚的に、映像を編集するように作曲できるそうです。便利で楽しい世の中になったもんだなぁ〜。(感心、感心)

じゃぁ、サウンド作りを学んだところで、肝心の映像コンテンツの方はどうなのょ。(変な、業界っぽい口調はやめてください)

それでは、映像メディアデザインコースの教室に移動しましょう。
教室っていうより、スタジオですね!何か撮影しています。
これは、パペット・アニメーション、いわゆる人形アニメを学生が制作している様子です。海岸のジオラマを作ってかなり本格的。

実は、こういったアニメーションは、止まっている画像を少しずつ動かして、あたかも人形が動いているかのように膨大なコマ数を撮影してその画像をつなげていく非常に手間がかかるものです。

でも、できあがった作品を見ると、そんな苦労もきっと吹っ飛びますよね。せっかくだから「動いている」作品を見てあげてください〜

2014年度 横浜美術大学芸術祭 自主展示部門大賞 受賞作品



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